月に一回母の状態を担当のヘルパーさんがしらせてくれる。ホームに行く前の日その手紙が届いていた。それには、まだ「母の状態は悪い。」と書いてあった。 「入浴も無理で清拭してます。食事もベッドでヘルパーさんが食べさせています。」と・・・ 行って見…

２週間過ぎた。 今日は母を訪ねた。ベッドの側に行くと眠っていた。しばらく眺めていたが、起きる気配はない。頬をつついてみた。熱はなさそう！目をあけた。 「よう、来てくれたね！ありがとう。」 母は話した。よかった！脳梗塞ではなかったのだ。 「プリ…

ちょきこは言う。 「おばあちゃん、かわいそうだ。小さいときから、義理のお母さん、結婚したら、舅に当たる人が難しかったんでしょ。わたしのおじいさんがなくなってから、さみしかっただもの。一生耐えて、耐えて、耐えるばかりしてた。やさしいとおもって…

阪神大震災の後、老人の孤独死が問題になっている。 孤独死をすると、もし家族がいたら発見者はまず１１９番する。救急隊の型がきてくれて死をかくにんすると、「警察に連絡してください。」といわれる。次が１１０番である。理由を説明すると、警官が訪ねて…

いつも相談にのってくれるドクターに母の言葉が出なかったことを話した。 「また、脳梗塞をおこしたかもしれんな。」と言われた。今度は言語領域近くで梗塞が起きたのかもしれない。ＣＴ検査をしたわけではない。 また、言葉が出るかも知れない。ただ、熱は…

母が熱を出したのは、昨年１２月１７日、わたしが母に会いに行ったのは、１２月２０日。ちょきこが「風邪をひいた。」といいだしたのは１２月２５〜２６日ごろ。夫が「おかしい。」といいだしたのは１２月３１日。 もう一度母に会ったのは１月２日。わたしが…

手術後に行ったとき母は眠っていて話はできなかった。しかし「必ずよくなる。」と確信があった。「また、母と話をするチャンスはある。」と考えていた。そのときも「むなしいな。」とは思ったががっくりはしなかった。 今回は「ひょっとしたら、母はわたしが…

年があけてもう2週間になる。今日はわたしの休日なので母を訪ねることにした。 熱がでてから、もう1ヶ月になる。状態が悪ければホームから電話があることになっている。幸い電話はない。そろそろ熱が下がったかと思ったが、まだ、微熱が続いているそうである…

暮れからお正月にかけて特別養護老人ホームでお年寄りが下痢、嘔吐で亡くなるケースが報道されている。原因はノロウィルスという。腸管でのみ生きていけるウィルスと聞く。病人の排泄物から、介護者の手をとおして口から感染するとか（MRSAのように）、牡蠣…

暮れに１１月、母が使った費用の請求書と１０月分の領収書がきていた。 １１月母は丈夫だったので、医療費が通常どおりで聖失火野かさもふくめて約２万円、 介護費が焼く２３，０００円である。健康保険、介護保険はその１０倍使っていることになる。はらっ…

現在、母はベッドに寝ている。さいわい、寝返りができる。 手術をしなければ、車椅子の上でぐったりしていたから、当然寝たきりだろう。 寝返りはできなかったに違いない。そうなるとヘルパーさんに２時間に一回体位変換をしてもらわなければならない。そう…

母に会いに行った。 看護師さんに容態を聞く。 「まだ、熱が上がったり、下がったりしています。熱がでたとき、最高が３８、５℃です。３９℃以上出ていたころに比べて、熱が出ても少しづつ、下がってます。だけど、食欲があるので、心配いりません。それに、…

ホームから、年賀状をかねて母の近況を知らせてくれる手紙が届いた。 今日着いているには５〜６日前にかいたものだろうか？まだ母の熱は上がったり、下がったりしているそうだ。病院へ行くほどではないようだ。電話の連絡はないから。 友人の医師によると 「…