昨日、夕方シャツに血液と膿みがついていた。 「放射線治療の影響で皮膚が傷つく人がいる。」と放射線科の先生に最初の説明のとき言われていた。 「きっと、放射線の害に違いない。」と思った私、「そのままにして診察を受けなさい。」といわれていたので今…

会社の勉強会で老人医療費の話があった。 今１年に日本で６５歳以上のお年寄りに使う費用は３０兆円、 ２０２５年には７１兆円になる予定だそうである。 日本の老齢人口は２０２５年が最高だそうである。 ７５歳以上の人に必要な費用の半分は税金でまかなう…

夫が入院していたとき、同じ病棟の看護師さんが外来に転科したらしい。 「顔は覚えているんだが、マスクが大きくて、誰だったか名前が思い出せない。」夫は言う。その看護師さんに言われたと言う。 「顔色がよくなりましたね。入院してたときは真っ白でした…

「まだ、吐き気がする。」と言う。 放射線科の先生は「次は座薬の吐き気止めを使いますか？」と言われた。 「座薬はなので嫌い断ってきた。」と言う。 断れるくらいなら、大丈夫であろう。体重も手術前から、８ｋｇ下がって，今１ｋｇ増えたらしい。「下げと…

すぐ2週間が過ぎる。 ホームに行くと母は私の顔を見て「minminも年をとると、だんだん私の母親に似てくる。」と言う。母自身は６〜７歳で実母が死んでいる。私の祖母になる人は４２〜４３歳くらいで亡くなったわけである。今のわたしのほうがなくなったとき…

放射線科の先生が今までの血液検査の結果をまとめて見せてくださった。 赤血球がいつもは１mm3中５００万くらいあるのに、手術後は３５０万〜３７０万くらいまで減っている。普通の家庭生活をするのがしんどいと感じて当たり前だ。手術をしてくださった先生…

少し食事の量がふえたようだ。まだ、お粥だけど、お茶碗7分目が一杯くらい食べられるようになった。昨日おでんを作った。もともと、夫の大好物、お変わりをしてくれた。 ナウゼリンのお世話になっているが、吐き気がするとは言わない。 昼は、まだパジャマを…

夫の体にはマジックインクで蜘蛛の巣のような線がひいてある。その線に沿って、放射線をあてるのだそうだ。ＣＴで場所を正確の確かめながら、線を引いたそうである。いつもアドバイスをくれる医師によると、アメリカではマジックインクの変わりに、刺青をす…

夫は言う。「肋骨の下あたりが痛い。食べると吐き気がする。病院ではもっと食べられたのに・・・。」 放射線科の先生に次の日相談してみることにした。 先生は「退院が早すぎましたね。再入院してはいかがですか？」と言われた。 しかし、夫は「病院では一時…

夫は時々、どうにもならないほど気分が悪くなることがある。 放射線科の先生は「食道をとって、胃を細長くのばしただけですよ。だから、食べ物が胃にたまってないのです。胃が筒みたいになっていると思ってください。」と言われる。 だから、食べ過ぎるとす…

病院で二回照射をうけたので後23回放射線治療を受けることになる。 「途中で倒れたらどうする気？」「仕方ないって！」「無責任なことをいう。」ちょきこはかんかんに怒っていた。 しかし、夫も私も車の運転ができない。毎日タクシーで通うには遠すぎる。健…

次の日、仕事も休みだった。「もう、病院にいかなくてもいい。」と思うとほっとして朝8時半ころまで寝てしまった。 「病院では7時半に朝ごはんだった。」と言う。もう、万年青にも水やりを済ませたという。食事も人の半分くらいしか食べられないし、少し食べ…

退院の許可がでた。 病院につくと、夫は着替えて、荷物もまとめていた。 入院費の精算をして、先生と看護師さんたちのお礼を言うと 「もし、何かあったらすぐ連絡してください。すぐに受け入れますから。」と先生。 看護師長さんは「消化のよいものを食べて…

２年ほど前わたしは、私が住んでいる町と同じ町の病院でちいさな手術を受けたことがある。その病院をえらんだのは、家族が通いやすいからである。 そのとき、いつも相談にのってくれる医師に叱られた。 「病院には医療水準というものがある。ホームページも…

インターネットで放射線治療について検索した。いろいろのサイトがある。「手術をしなくても化学療法と放射線治療でなおる。」と言う考え方がよく紹介されている。 手術をすることを決め、手術をしてしまったのであまり読んでなかったが、今日は丁寧に読んで…

この間電話をくれた従姉のご主人、最終的には健康保険で使える抗がん剤がなくなり自費治療を受けたそうだ。健康保険が使えないと、その薬品だけ自費になるのではなく、全額自己負担になるのだそうだ。１回目５０万円くらい払い、高額医療費の返還でも３万円…

夫は連休の間に二回一時帰宅した。 「家がいい。早く帰りたい。」といっていた。 「今病院では、点滴するのではないし、特に治療しているわけではないのに、先生は次の方針を言ってくれない。」と不服そうであった。 そしてやっと次の方針が出た。夫はほかの…

今日は、母の日、ふつうは赤いカーネーションをプレゼントするのだろうが、渡したい親子は「花よりだんご。」である。チーズケーキを持っていった。 行ってみると母はベッドに寝ていた。歩けないことを忘れて、立ってトイレにいこうとしたらしい。ベッドから…

翌日、ふとがつくとシャツの胸の部分が黄色いしみになっている。 夫も「あれ、どうしたのだろう！」と言う。 よくみると小腸への管を入れていたところが膿んでいる。 とりあえず消毒してガーゼをあてた。 その日は病院へ帰る日だったのでおくっていくと、ド…

夫は食事の後「疲れる。」と言って横になる。いつも「眠れない。」といいているが、よこになったとき2〜3分くらい、眠っている。穏やかな顔をしているが、顔に疲れがでている。 レジデント（研修医）の先生が「骨折をしたときくらいの体力の衰えがありますよ…

夫の帰宅の日、朝８時ころ電話がかかってきた。 「先生の回診を受ける必要がなくなった。できるだけ、早くきてほしい。」 アッシーくんはちょきこ。あわてて病院へ行く。 夫は、帰宅の準備をして待っていた。 家につくと、まず苺にミルクをかけたものを食べ…

宝塚線の事故から、一週間になる。 朝元気で家を出た人が一瞬のうちに・・・ 将来に夢を持っていた人もいるだろう！楽しい計画を立てていた人もいるだろう！ 母はアルツハイマーが悪化する前「もう、生きたくない！まだ、お迎えが来ない！」と言った。 夫は…